ゴッホの庭仕事

植物の事、宝物の事、オランダの事などのメモ帳です。

強いバラ ” クィーン エリザベス ”

京成バラ園芸のヘッドガーデナーに「強いバラを教えてください」とお聞きする機会がありました。オススメ頂いたのが「クィーン エリザベス」。

ゲリラ ガーデニングで歩道脇のスペースにクィーン エリザベスを植えさせてもらっています。先週から、今季2回目の花を咲かせています。

 

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他の品種と同じように、クィーン エリザベスもうどんこ病黒点病に罹ります。アブラムシにもシャクトリムシにも、なんだかわからない虫にもバクバク食べられます。

欧米の最新品種は葉の表面を照り葉にし、病気に罹りにくい様に改良されていると聞きます。それら品種と比べると、クィーン エリザベスはどんどん病気に罹ってしまう。 

 

では、どうして強いオススメ品種なのか?

病気に罹り、虫にムシャムシャやられても、しっかり育つ強さを持っているそうです。馬力があるとのこと。

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確かにホッタラカシ ガーデニングですが、毎年、必ず花を咲かせます。

小学生は「あっ、ピンクのバラが咲いた!」と大きな声で指さします。犬の散歩のおじさんは「また、咲いた!何かコツはあるの?」と声を掛けてくれます。

 

昨年、カナダの友人を訪問する機会がありました。小さな町を散歩していると、バラの手入れをしているご婦人がいました。「奥さんはいるの?これ、プレゼントしなさい」とピンクのバラを1本、その場で切ってくださりました。

大きくて太いバラの株。品種を尋ねると「クィーン エリザベス」とのこと。
ゲリラガーデニングのクィーン エリザベスに比べ、花が倍ほどの大きさがあります。思わぬ出会いにビックリでした。