フランスのバラ ” フローレンス ドシェ(Florence Ducher) "
今年も ”フローレンス ドシェ(Florence Ducher)”が花を咲かせました。
大きいですが、優しい雰囲気のある花です。
このバラはフランスのリヨンからやってきました。
リヨンは食いしん坊の町として世界的に有名です。
美味しい物がいっぱいの町。
そして、バラの町としても栄えました。
何人もの育種家が多くのバラを作出してきました。
この中の一人、1990年に黄色ハイブリッドのソレイユ・ドール(Soleil d’Or)を作出した ぺルネ ドシェ(Pernet Ducher)の子孫が、このバラを作りました。
作出者はファビエン ドシェ(Fabien Ducher)。奥さんのフロレンス(Florence)から名前を付けました。
フローレンス ドシェが生まれたのはこの農園です。
大きな石がゴロゴロ。硬い土。冬には雪が降り、山から風がビュービュー吹いてきます。ファビエンはまだ40代。この農場から、まだまだ新しいバラを誕生させることでしょう。
そんなフランス生まれのバラ。
本当は地面で育てたいですが、小さな鉢の中でも元気に育ってくれます。
お気に入りのバラです。