ゴッホの庭仕事

植物の事、宝物の事、オランダの事などのメモ帳です。

博物館でデッサン

Rijksmuseum van Oudheden

オランダの博物館や美術館の片隅には、折り畳みの椅子が置かれている。とても軽いので持ち歩く事ができる。高齢の方がこの椅子を持ちながら館内を周られていた。膝が悪い様でゆっくり、ゆっくりと歩きながら、時々、この椅子に座られる。力がない人でも持ち運べる軽さ。その上、110キロまで大丈夫。

体が大きいので、ぜひ欲しいと探したが、スウェーデンのデザインメーカーの製品で少し値が張った。どうせなら、家族の分も揃えたい。少しづつお金を貯めていつか手に入れよう。楽しみが出来た。

 

ギリシャの哲学者ソクラテスの彫刻があった。とても賢い人なのだが、どこか可愛らしい顔をしている。中学校の美術室で見たような彫刻もある。そして、これらは1000年以上前に作られた本物だ。

 

折り畳みいすに座り、デッサンをしている人たちがいた。

描いているのはギリシャ、ローマの遺跡からやってきた最高傑作の彫刻。
どんな絵を描かれているのか見させてもらいたいが、邪魔をしないようにそっと離れた。静かにリラックスして、絵を描くのを楽しんでいる様子だ。

 

今度はスケッチブックと鉛筆を持って来よう。
マンガみたいな絵しか描けないけれど、ソクラテスを描いてみたい。