宝物 拾ったオランダの買物リスト
買い忘れがあるといけないので、スーパーに行く時は買物リストを作っている。が、ある時、いつも買う物が一緒なのに気づいた。1番・牛乳、2番・赤ワイン、3番・パンなどと番号を振っているのだが、いつも12番で終わる。オランダは季節の食材が少なく、一年を通してほぼ同じものしか売られていない。だから、いつも買物リストは同じになる。
オランダの新聞社が、どのスーパーが一番安いのか?という調査をした。一般的なオランダ人が購入する商品を買い、その金額を比較した。以下が調査に使われた「買物リスト」だ。
① 牛乳 1リットル
② バナナ 1キロ
③ ヨーグルト 1リットル
④ 鮭 300グラム
⑤ エスプレッソ 20個
⑥ 卵 6個
⑦ ブロッコリー 500グラム
⑧ キュウリ 1本
⑨ ノンアルコールハイネケン 6本
私の場合、トマト、ハム、チーズが加わり、ハイネケンではなく赤ワインとなる。
松浦弥太郎さんの「日々の100」と言う本の中に、サンフランシスコで拾ったショッピングリスト(買物リスト)の写真が載っていた。これは面白いなと感じ、それからメモが落ちていないかと探している。
上の写真はスーパーで拾った買物リストだ。
12月26日付のご家庭は「魚料理」が献立の様だ。ニシンを2‐3匹に大きめな鮭と書かれている。どんな料理になったのかな?
ただの紙くずなのだが、オランダの生活が知れるような気がする。
大切な宝物。